声優になるために読むべき本は?
声優にとって本を読むことって大事なの?
声優になるなら、セリフや発声など、様々な技術に関する自主練習は欠かせません。しかし、日々の練習と同じくらい大事なことがあります。それは「本を読む」ことです。
最近では、YouTubeをはじめインスタやTikTokなどのSNSが発達していて、いつでもどこでも動画を見るだけで簡単に情報が手に入ります。しかも無料。そんなSNS全盛期に本を読むなんて…と感じるかもしれませんが、声優は漢字が読めなきゃ台本が読めないし、台本を読み解くための読解力や想像力なんかが常に求められます。
本を読んでいれば自然と漢字が読めるようになるし、分からない単語の意味を調べる癖も付きます。無意識に登場人物たちの感情やその場の風景を想像することもあるでしょう。つまり、本を読むこと自体が声優になるための練習みたいものになるわけです(めっちゃ良いこと言った)。実際に本から得られる情報や知識もたくさんあるので、きっと役に立つでしょう。
この記事では、声優を目指すなら一度は読んでおきたい10冊の本を紹介します。できるだけ新しい情報を、と思ったのもあり、完全に独断と偏見で選びました。少しでも気になるものがあったら、ぜひ手に取って読んでみてください!今後の声優人生が豊かなものになりますように!
声優になるなら読んでおくべき本【おすすめ5選】
まずは以下の5冊の本を紹介します。声優業界に精通した著者や、専門学校が監修した読みやすそうなものを厳選しました。
タイトル | 埋もれない声優になる!音響監督から見た自己演出論 | キミにもなれる! 声優 | 声優になるには (なるにはBOOKS) | マンガで読める目指せ!声優への道 | 90分でわかるアニメ・声優業界 |
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表紙 | |||||
著者 | 長崎 行男 | 東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校(監修) | 山本 健翔 | アミューズメントメディア総合学院(監修) | 落合 真司 |
発売日 | 2022/3/24 | 2022/4/1 | 2022/5/10 | 2021/3/5 | 2017/8/11 |
出版社 | 星海社 | つちや書店 | ぺりかん社 | 新星出版社 | 青弓社 |
ページ数 | 254 | 160 | 156 | 160 | 204 |
価格(税込) | ¥1,155 | ¥1,430 | ¥1,650 | ¥1,540 | ¥1,760 |
埋もれない声優になる!音響監督から見た自己演出論
この本は、アニメやゲーム、映画などの様々な分野で音響監督・プロデューサーとして活躍する長崎行男氏によって、埋もれない声優として成功する秘訣について記載されています。
声優になるために今すぐ実践すべきことや自己演出の方法に加え、声優業界の裏側やオーディション対策についても解説しています。さらに、現役声優や地方にいながら自力で声優になった人との対談を通じて、リアルな声優の世界と成功の鍵を探ります。
普段知ることのできない情報満載なので、満足のいく読み応えがあるはずです!
この本のレビュー
Amazonのカスタマーレビューから、この本のレビューを引用して紹介します。
基本的に声優を目指す人に向けた形で書かれていますが、声優ファン、アニメファンが読んでも面白い一冊だと思います。
昨今の情勢によるアフレコ現場の変化とそれによるデビューの難しさ、それでも声優になりたい人のやるべきことが語られています。
ほんまに演じたくて声優になりたいのかということを、考えながら読んでほしい一冊
単純に、誰かに注目されて、有名人になりたいだけの人は、声優養成所に行くと、人生が暗転することが多いということが、ようわかる一冊
この親書は面白すぎてすぐに読み終えてしまいました
めちゃくちゃ面白かったです
それに声優だけじゃなくてすべての専門性のある職業に
通ずることが書かれています特に感銘を受けたのが
「養成所や専門学校には通わないで
一般公募のオーディションを受けたほうが良い」
ということと、それに関する理由が
わかるわかると思って読んでしまいました著者が言っている養成所に通ったほうが良い人というのが
①養成所を最大限に活用できる人
②社会性を身に着けたい人
と言っていてなるほどなぁと思いました
理由はぜひ本書を読んでください。専門性のある職業に就きたい人は誰でも
共感できる本だと思います!でも一つ首をかしげたのは
悔しくて泣くのはいいけど怒られて泣いてはいけないって書いてあって
「いや、怒られて泣いてもいいじゃん!我慢するのは良くないよ」
と思いました笑面白かったのでもう一回読もうかなと思います
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
キミにもなれる! 声優
この本は、声優の仕事や業界、声優を目指すために今できることについて解説しています。監修は、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校が行っています。
この本を読めば、声優の仕事内容や業界のことはもちろん、発声トレーニング法や声優業界用語まで、声優を目指すなら知っておくべき知識まで知ることができます。マンガ形式で分かりやすく、イラスト図解もたくさん盛り込まれているので、活字が苦手な人でも読みやすいです。
この本のレビュー
声優になるには (なるにはBOOKS)
この本は、声優としてのキャリアを築くための具体的なステップやアドバイスが満載です。声優や俳優、演出家として活躍する著者の山本健翔氏が、声優業界の現状やオーディション対策、必要なスキルについて詳しく解説。
さらに、現役声優のインタビューを通じて、実際の声優の仕事や日常についてリアルな視点から描かれています。初心者からプロを目指す方まで、幅広い読者に役立つ内容が詰まっています。
この本のレビュー
いちいち頷いていて拝読。声優は人間性。 うんうん。何でも芝居の糧になる。そうそう。そう思えるかどうか。プライドを捨てられずこだわりに陥ってしまい狭量に陥る劇作家を沢山見ている。やはり自分は何者であるか?生まれた以上無駄なことは何一つ無いし、可能性を信じてやっていけば生き方に必ず現れると確信している。重版殺到することを願っているし、声優学校に首をさげて営業に歩きたい。ベストセラーになることを願っている。
第一線で活躍している声優は皆ピュア。前を向いているという上で。
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
マンガで読める目指せ!声優への道
この本は、アミューズメントメディア総合学院が声優を目指す人に向けて贈る、実践的なガイドブックです。声優になるための基礎知識やスキル、オーディションの準備方法が解説されており、マンガ形式で楽しく学べる内容です。
さらに、実際の声優業界の現場や体験談も盛り込まれ、初心者からプロを目指す方まで幅広く役立つ内容となっています。
この本のレビュー
レビューはまだありませんが、平均評価は4.5と、この本を読んだ人の満足度は高いものであることが分かります。
90分でわかるアニメ・声優業界
この本は、落合真司氏がアニメと声優業界の基礎知識を分かりやすく解説しています。90分で読めるコンパクトな内容で、業界の歴史や仕組み、制作現場の裏側、声優の仕事やオーディションの実態など、初心者にも理解しやすい構成です。
マーケティングが通用しないからこそ意外性が魅力になる。アニメを通して知らないことを知ることができるから面白い。気がつくといつの間にか新しい世界にのめりこんでいる。
(本書より一部抜粋・引用)
日頃からアニメに親しむ著者によって、アニメ愛を込めてメディア視点で語られています。アニメ好きとしては共感できる部分も多々あるにので、声優を目指している人だけでなく、アニメや声優業界に興味がある人にもおすすめの1冊です。
この本のレビュー
アニメだけや声優だけに特化した本はよくあるが、
アニメ・声優、アニソン、アニラジまで網羅して、なおかつ深く掘り下げている点に満足。
メディア視点で、ヲタク経済学、グローバル戦略など、難しいことを分かりやすく説明していて興味深い。
とにかく著者のアニメ愛が強くて、読んでいてすごく共感できた。
扱っているアニメが新しいのも嬉しい。
声優も大物ばかりでなく、最近の声優もたくさん出てきて、テンションが上がりました。
声優のデビューまでの苦悩や成功事例がたくさん掲載しています。
学校やデビューまでの道のりまでを描いた内容が面白かった。声優を志すタマゴにまずは読んでほしい。
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
現役声優が書いた本【おすすめ5選】
続けて、第一線で活躍する人気現役声優が書いたおすすめの本を5冊紹介します。
タイトル | 声優魂 | 声優に死す後悔しない声優の目指し方 | 声優 声の職人 | いつかすべてが君の力になる (14歳の世渡り術) | 声優道ー死ぬまで「声」で食う極意 |
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表紙 | |||||
著者 | 大塚 明夫 | 関 智一 | 森川 智之 | 梶 裕貴 | 岩田 光央 |
発売日 | 2015/3/26 | 2017/3/18 | 2018/4/21 | 2018/5/10 | 2017/2/8 |
出版社 | 星海社 | KADOKAWA | 岩波書店 | 河出書房新社 | 中央公論新社 |
ページ数 | 224 | 208 | 224 | 188 | 203 |
価格(税込) | ¥902 | ¥1,100 | ¥858 | ¥1,430 | ¥858 |
大塚明夫:声優魂
この本は、人気声優・大塚明夫氏が、自身の豊富な経験をもとに声優業界の裏側や声優という職業の魅力を語る一冊です。声優を目指す若者や業界に興味を持つ読者に向けて、プロとしての心構えや成功の秘訣、業界での具体的なエピソードが豊富に紹介されています。大塚氏のリアルな声優人生と熱いメッセージが詰まったこの本は、声優になりたい人はもちろん、声優業界に関心のある全ての人におすすめです。
この本が気に入った方には「大塚明夫の声優塾」も読んでみてください。
大塚明夫(1959年11月24日ー)は、マウスプロモーション所属の声優・ナレーター。声優の大塚周夫を父に持つ。第5回東京アニメアワード」で声優賞を受賞。
主なキャラクター
- ブラック・ジャック(ブラック・ジャック)
- 京楽春水(BLEACH)
- ライダー(Fate/Zero)
- オール・フォー・ワン(僕のヒーローアカデミア)
- エクボ(モブサイコ100)
- 廿六木天馬(PSYCHO-PASS サイコパス3) など
この本のレビュー
既に重版されてました。。。
声優を目指すか否かは生き方の問題
一貫して「声優を志すのはやめておけ」と言っているのだけど、その実徹頭徹尾、声優に本気で向き合っている人(とその周りで一緒にものづくりをしている人)に対しての敬愛で埋め尽くされている本でした。
声優業界のビジネス的な面・テクニック的な面も知れつつ、演劇人とはいったいどういった生き物なのかということにも触れられていて、業界で生きるということはどういうことなのかを知れたと思います。
また大塚明夫さん自身が長年声優業(演技)を自分の魂そのものとして研鑽・ぶつけてきたんだなと感じて、すごい熱い本だなと思いました。
本書に直接的に書かれている話ではいけど、どの分野でも、本当に最後まで重要な一人物として全然で働ける人っていうのは、やっぱりその分野に対する並々ならない敬愛と自己研鑽ができる人なんだよな、ということも改めて感じました…
(引用:楽天ブックス商品レビュー/ブクログのレビュー)
関智一:声優に死す後悔しない声優の目指し方
この本では、声優の関智一氏が自身の豊富な経験を基に、声優業界の真実と成功への道筋が明かされており、レビューにもあるように「現役声優がここまで書いていいの?」と心配になるほど業界の裏側を知ることができます。
声優を目指す人にとって、必要な心構えやスキルの磨き方、実際の仕事の現場でのエピソードが豊富に収録されています。プロとしてのリアルな視点と具体的なアドバイスが詰まっており、声優業界で成功を目指す全ての人にとって必読の書であることは間違いありません。
関智一(1972年9月8日ー)は、アトミックモンキー所属の声優。同社の名誉会長も務める。
主なキャラクター
- ドモン・カッシュ(機動武闘伝Gガンダム)
- 骨川スネ夫(ドラえもん)
- 千秋真一(のだめカンタービレ)
- 狡噛慎也(PSYCHO-PASS)
- 不死川実弥(鬼滅の刃)
- パンダ(呪術廻戦) など
この本のレビュー
役者って明確な正解がない分、たどり着くまでの過程も何通りもあって、関智一さんはその中の歩んできた自分の軌跡を丁寧に語ってくれています。
そこにその人として居ること
巴さんと同じ答えだなあなんて考えながら読みました。ヒントがそこら中に散りばめまれてて私のバイブルみたいになってます。
関智一さんの、これまでの歩みと「声優」への想いがこもった一冊。
もう「目指す」という状態ではないけれど、業界のことや
演じ手として生きることには、大いに参考になり刺激を受けます。
それにしてもそうかー、セキトモさんと同年デビューだったのか。
何だかいろいろ「差」を感じちゃうな…いやいやまだまだ!(`・ω・´)
そういう年代だからなのか性格なのか親しみにある書きぶり。巻末のおまけも○。自分への指示よりも他人への指示をよく聞くというのはオケでも一緒だなと思うのです。現状がどうなっているか、それに対してどういう観点でどういう言い方で指示を出すのか、指示を受けた結果どう変わるのか。非常に勉強になる。
(引用:楽天ブックス商品レビュー)
森川智之:声優 声の職人
この本では、声優の森川智之氏が自らの経験をもとに、声優という職業の魅力とその裏側を紹介されています。プロとしての心構えやスキル向上の方法、現場でのエピソードが豊富に語られており、声優を目指す人や業界に興味を持つ人にとっておすすめの1冊です。実践的なアドバイスとともに、声優という職業の奥深さを感じられる内容です。
森川智之(1967年1月26日ー)は、声優事務所「アクセルワン」の代表取締役を務める。自身も声優や歌手、タレントとして活躍。第9回声優アワードでは助演男優賞、2019年と2023年には外国映画・ドラマ賞を受賞。
主なキャラクター
- 城之内克也(遊☆戯☆王)
- 黒崎一心(BLEACH)
- 波風ミナト(NARUTO -ナルト-)
- 一ノ瀬巧(NANA)
- ユリウス・ノヴァクロノ(ブラッククローバー)
- 産屋敷耀哉(鬼滅の刃)
- パウロ・グレイラット(無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜) など
この本のレビュー
声優界の帝王、森川さんの新書。森川さんが声優を育てる中でどのようなことを心掛けているのかについて書かれている部分は、会社に勤め、新人教育を行っている人のためにもなるのではないだろうか。それぞれの、例えば三石琴乃さんバージョンの「声優」、坂本真綾さんバージョンの「声優」、鈴村健一さんバージョンの「声優」も読んでみたい。
(引用:楽天ブックス商品レビュー)
梶裕貴:いつかすべてが君の力になる (14歳の世渡り術)
この本は、著者の梶裕貴氏が14歳の若者に向けて、人生を豊かにするための知恵や生き方のヒントを伝える1冊です。友情や勉強、夢の追い方、困難な時の乗り越え方など、自身が経験した具体的なエピソードと共に、声優とはどんな仕事なのか分かりやすく紹介しています。声優は、辛いことや大変なことだけでなく、それを乗り超えた先に喜びややりがいのある魅力的な仕事だと感じさせてくれます。
これからの人生において役立つアドバイスが詰まっており、若い世代に限らず大人が読んでもタメになる内容です。声優を目指す人でなくても、この本を読めば生きるためのヒントが見つかるはずです。
梶裕貴(1985年9月3日ー)は、ヴィムス所属の声優・ナレーター、歌手。第3回声優アワード新人男優賞受賞。2013年と2014年には主演男優賞を連続して受賞するなど、様々な受賞歴を持つ。
主なキャラクター
- エレン・イェーガー(進撃の巨人)
- メリオダス(七つの大罪)
- 孤爪研磨(ハイキュー!!)
- アリババ・サルージャ(マギ)
- 轟焦凍(僕のヒーローアカデミア)
- 大石ぶちお(となりの妖怪さん) など
この本のレビュー
梶裕貴くんって高めの声の若い声優さんてイメージだったんですが調べたら私より年上でびっくりしました(笑)
14歳が対象なのもあって大変読みやすいです。
読んでまず感じたのが梶くんてすごい真面目だなと。学生時代生徒会長をやっていただけあります。優等生って感じですごく頑張り屋さん。
音響監督さんとのやりとりがすごく面白かったです。どんな経験も無駄にはならない、自分の人生を決めるのは自分自身。
最後まで読んだらなんだか気持ちが前向きになりました。
これらの言葉をこれから転職活動をするにあたり指標にして頑張ろうと思います。
大人気声優の梶裕貴さんの著書。
ご自身のルーツから声優という職業のやりがい、大変さ等を赤裸々に語ってくれている一冊。
中学生向けということもあって、とても読みやすい文体になっていた。
人気声優である梶裕貴が、声優を志してから下積み現在までの半生を綴る。
すべてが自分の力になると信じ、人よりもどれだけ努力できるかと全力でぶつかる姿は14歳でなくとも、全世代にささるものがある。
進路や将来に迷ったとき、何もかもうまくいかないとき、背中を押してくれる。
(引用:楽天ブックス商品レビュー)
岩田光央:声優道ー死ぬまで「声」で食う極意
この本は、声優の岩田光央氏がそのキャリアと経験をもとに、声優として生き抜くための極意を伝授する一冊です。プロとしての心構え、技術の磨き方、業界の裏話などが豊富に盛り込まれており、現役声優やこれから声優を目指す人にとって必読の内容です。声優としての長いキャリアを築くための実践的なアドバイスが満載です。
岩田光央(1967年7月31日ー)は、青二プロダクション所属の声優。子役時代より、俳優や歌手、ラジオパーソナリティとしても30年以上活躍し続けている。
主なキャラクター
- 金田正太郎(AKIRA)
- エンポリオ・イワンコフ〈2代目〉(ONE PIECE)
- 伊地知潔高(呪術廻戦)
- 池田光流(ここはグリーン・ウッド)
- シャンパ(ドラゴンボール)
- サニー(トリコ) など
この本のレビュー
声優を目指す人に自分は単純に興味本位で購入し、声優を目指していないので面白さという点では星3つという印象でしたが本気で声優を目指す人にはためになる話が一杯だと思います。
どちらかというと具体的にどうするという話ではなく、覚悟の話でした。
声優を目指している、或いは養成所に通っている人に読んでほしいです。
岩田光央さんの経験や声優業界を取り巻く現実、夢と希望と絶望が詰まった一冊です。私も声優を目指して何年も養成所に通ったりしていましたが、この本を読んで区切りを付ける事が出来ました。とても悔しいし、失ったものの方が多いですが、アニメを好きな気持ちは持ち続けようと思います。
声優になりたい人、がんばって。
(引用:楽天ブックス商品レビュー)
声の好みは色々ありましょうが、私にとってはいつも完璧な声。
推してるはずなのに、何故か一度でこの人だと気付けない、不思議な声。この本を読んで、その秘密が分かった気がします。
声優とは声の職人であり、演技することの楽しさや難しさ、1ミリ2ミリで声を修正する技術、基本となるのは読解力…
ああ、だから…と、納得することがたくさん。
ひと言ひと言にしびれます。またこの本からは、常に仕事に向き合い、考え、誰も歩いたことの無い道を進んできた姿も見えてきます。いや、こんな表現では足りない、未熟な感想で本に申し訳ない。
とにかく「好き」があふれて読み終えた本でした。